熊本空港VR撮影!

熊本空港にVR撮影をしに行ってきました。
前日に台風が来ていて心配でしたが、すごくいい天気で撮影日和。

グランドハンドリングとは?

今回の撮影目的は、「グランドハンドリング」という業務。
航空機に関わるお仕事には様々なものがありますよね。代表的なのはパイロットやCAでしょうか。

グランドハンドリングは、航空機の到着および出発に伴う地上作業の総称のことです。
具体的には、マーシャリング(航空機を駐機場に誘導する)や機体のプッシュバック、機内清掃、機体整備など。

到着してから次の出発までの約60分間で、これら全ての空港作業を完了させ、
時刻表通りの運航を支えているのです。

マーシャリングの撮影!

着陸した機体が、滑走路の方から駐機場へゆっくりと近づいてきました。
地面には停止ラインがあり、マーシャラーの方は機体の進行方向で待機。

パイロットから見える位置でパドルやライトスティックを持ち、「そのまま直進」「速度落とせ」「停止」などの指示を行います。

停止ラインで機体が停止するやいなや、複数のスタッフが作業を開始。
ボーディング・ブリッジも伸びてきて、乗客が降りていきます。

プッシュバックの撮影!

プッシュバックというのは、航空機に特殊車両を接続して、その動力により後方へ押し出して移動させることをいいます。

え??航空機って自分で下がれないの??と思ったので調べてみると、

空港で旅客の乗降などのために駐機している航空機がエプロンから離れて滑走路に向かう際、機体の大きさや空港建物のレイアウトの都合により、機体を後退させて移動する必要が生じる場合ある。しかし、航空機自身の動力で後退することができない場合はプッシュバックが行われる。
飛行機には、ジェットエンジンを逆噴射させたり、プロペラのピッチを反転をさせたりして、自力で後退するパワーバックが可能なものもある。しかしパワーバックは後進のため前進するよりエンジン出力を上げる必要があり、騒音問題や周囲の航空機や建物、設備などに強風が当たることで損害を与える可能性があることから、一部の例を除いて空港内でのパワーバックは禁じられている。また、強風によって巻き上げられた砂や塵をエンジンが吸い込むことでエンジンにダメージを与える可能性があるため、逆噴射を利用した後退を運用上認めていない航空機も多い。
格納庫内では原則エンジンを停止する必要があるため、エプロンと格納庫間の移動にも使用される。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

なるほど、そういうことだったんですね!
撮影のため、「トーイングカー 」と呼ばれる特殊車両に乗せていただきました!

トーイングカーからの眺めはこんな感じ。

大迫力でした。機体を滑走路まで押したら車から降りて、スタッフの方数名でお見送り。
飛行機に乗ったことある人だったら、機内から見たことはありませんか?

左右どちら側になるかわからないので2分の一の確率ですが、
もしグランドスタッフの方を見つけたら手を振り返してみてくださいね!

まとめ

航空機の運航を陰で支える「グランドスタッフ」。とてもかっこいいなと思いました。
撮影にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

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